2015年12月21日 【育児】

長女と性格が合わない?子どもをだめにしない上手な付き合い方とは

子どもと性格が合わない、という話をよく聞きますが、その相手は長女であることが多い気がします。私自身も長女ですし、自分の子どもの中でも長女とは気をつけて付き合っていかないといけないぞ、という気がしています。

 

なぜママと長女の関係は難しいと感じるのでしょうか?その理由を自分の経験から検証してみたいと思います。

 

◇同性であるうえ、不器用だから?!

女性は感情面が発達しているので、どうしてもぶつかやすいと思います。こちらがこういえば、あちらはこういい返す...。相手が子どもでもピキーンと頭にきてしまうことも多いですよね。長女の場合、上がいないので、親に気に入られるようにふるまう方法を知らないですよね。ママの地雷を簡単に踏んでしまい、怒られることが多いように思います。

 

私も、長女のそんなところを意識的にくみ取るようにしています。「勉強は一生懸命取り組む」「まがったことはしない」。良い所に目がいけば、不器用なところは多めに見てあげることができます。

そう意識しないといけないということは、反面、そうしてあげないと長女は怒られっぱなしになり自信のない子になるな、母子関係も悪化するな、という危惧感が自分の中であるからです。親の方がうまくふるまっていかないといけないので、しんどさはありますが、子どものためになるのであれば頑張れる気がします。

私の場合も、せっせと公園や児童館に連れて行き、してあげられることは色々しました。それなのに、子どもが成長するうちにぶつかりやすくなるというのは、「ママの思い入れが強すぎるから」なのではないかと感じます。長女のふるまい方に目がいき、つい注意しがち。それが子どもの反発を招き、なにぶん女性同士なので「キーッ」となってしまいます。

 

長女にはまじめ気質の子が多いので、「いいよいいよ」「がんばらなくていいよ」「そのままでいいよ」と言ってあげる方が、うまく行く気がしています。言ってあげたからといって、がんばることをやめられはしないのですが、ママにそう言われたら、気もちが楽になるようです。気もちが楽になると、ようやく心の中に人に対する思いやりを持つスペースができるようになります。

もしかして、「長女が手がかかる」というのは、長女が自分自身のことでいっぱいいっぱいになりがちだからかもしれません。だから親から見ると、「気が使えない」「人の気もちが分からない」と見えてしまうこともあるのかもしれません。

 

 

厳しくばかりせずに、甘えさせてあげるのが、長女をうまく育てるコツだと感じます。