2015年11月12日 【健康・病気】


生活に身近なアンケートなので答えやすい&報酬がもらえる

「インフルエンザの予防接種は受けるべき?!効果的な接種時期とは?」

朝晩めっきり寒くなってきましたね。毎年この時期になると、インフルエンザの予防接種を受けるべきか悩む方も多いのではないでしょうか。小さなお子さんをお持ちの方だと、早く受けさせないと、園で流行りだしてしまうのではないかと心配になりますね。

 

ワクチン接種について悩む理由の一つとして、予防接種には効果があるのかいまいち分からないということもあるかもしれませんね。実際受けたけど、インフルエンザにかかったという人もいるし、受けなくてもかからない人もいます。

それに主婦にとっては、費用も気になるところ。家族全員が受けると、けっこうな金額になります。

 

お悩みの方に、予防接種を受けるべきか、また接種するならいつが効果的なのか、具体的にお伝えします。

 

◆インフルエンザって、普通の風邪とどう違うの?

インフルエンザと風邪はそもそも、発症源が違います。

 

【風邪の場合】

さまざまなウイルスに感染して発症します。鼻水・のどの痛み・咳などが中心で、発熱しても、そんなに高くなることはありません。

 

【インフルエンザの場合】

「インフルエンザウイルス」に感染することで発症し38℃以上の高熱・筋肉痛のような全身の痛み・頭痛が突然起こります。特に子どもがインフルエンザにかかると、急性脳症を起こすこともあるので、怖いのです。                                                                      

 

◆ワクチンの効果は?

気になるのは、ワクチンの費用対効果ですよね。

 

乳幼児のインフルエンザワクチンについては、2050%の発病防止効果があったという報告例があります。また、発症は防げなかったとしても、重症化を防ぐ効果があることも報告されています。

そのくらいの発症防止効果と重症化防止効果があることを理解した上で、親は子供に接種させるかどうかを決めることになります。

 

効果をより確実にし長く持たせるために、13才未満の子供は1シーズンに通常2回予防接種を受けることになっています。1回目にかかる料金は、病院によっても違いますが、2,000円~3,000円の場合が多く、2回目は1回目よりも料金を安く設定している病院が多いようです。

インターネットから問診票を印刷・記入・持参していけば、より値引きしてくれる病院もあるので、HPなどで調べてみましょう。ちなみに、我が家がお世話になっている病院は、問診票を持参すれば、一人当たり500円安くなります。

 

◆接種するのに効果的な時期とは?

幼稚園や小学校など、集団で過ごす機会が多い場合、感染を防ぐために予防接種をさせておこうと思う親御さんは多いかと思います。

その場合、一番効果が期待できる記事に受けさせたいと思いますよね。毎年受けることを考えて、以下のポイントを押さえておきましょう。

 

・インフルエンザの流行は例年1月上旬から3月上旬

・ワクチン接種後、効果が出るまでには1~2週間かかる

・ワクチン効果持続期間は、1回目接種後、2週間から6カ月

 

よって、ワクチンは12月中旬までに受けると効果的なのです。

 

◆予防接種以外に効果的な予防法

予防接種を受けてもインフルエンザにかかることはあるように、やはり一番の防止策は、感染源に近づかないということになります。

まずは体力作り!そして、ウイルスを体内に入れないことが大事です。具体的には...

 

・たっぷりの栄養と休息を取る

疲れていると、体の免疫力がグンと下がります。ママも、病気の子どもを看病していても、うつってしまう時とうつらないで元気な時がありますね。免疫力の差です。

この時期は特に意識して、健康的な生活を心がけましょう。

 

・人が多い場所を避ける

年末年始などは、クリスマスパーティやショッピングなど、沢山の人が集まる場所に出かけてしまいがち。インフルエンザの潜伏期間は2日前後か長くて1週間です。

元気そうに見えてもインフルエンザに感染している人がいる可能性があるので、出かける場合は、不織布製マスクをしていきましょう。使いまわしはNG。1回使ったら捨てます。

 

・外出後はすぐに手洗い&うがい

ウイルスがついた手を口や鼻に近づけないようにし、帰宅後は石けんでよく洗い流しましょう。うがいは、まず口の中をブクブクして、菌を外にだします。その後、のどをガラガラ。5回ほどを目安に行いましょう。

最後に、手にアルコール消毒を塗って仕上げをすると、より効果的です。

 

◆まとめ

子どもにワクチン受けさせるのが有効とわかっても、今度は2回受けさせるべきか否かで悩みますよね。

9才以上の子や、毎年ワクチンを受けている子は抗体が上がっているので、どうしても2回は難しいという場合は、1回だけでも受けさせておくといいかもしれません。

 

我が家も毎年クリスマスパーティーをするのですが、時期が時期だけに風邪やインフルエンザの感染は気になります。でも子どもたちが楽しみにしているので、「インフルエンザが怖いからやらないよ」と言えないんですよね...。

 

昨年は、あまりはしゃいで疲れたせいもあり、ほとんどの子どもたちが数日後に風邪やインフルエンザでダウンしてしまいました。

我が子も年末からお正月にかけてインフルエンザにかかってしまいましたが、ワクチン効果のおかげか、症状は比較的軽くてすみました。

 

「集団生活が多いし、パーティーや親戚の集まりもあるし」という方は、やはり受けさせておいた方が安心かもしれません。

◆水やオムツなどかさばるものも、マスクなど大量に常備しておきたいものも、自宅までお届け。