結婚するまではとても優しく常識的に見えた義両親。家族になったとたん、色々気になる部分が見えてきたりしますね。自分の親とはちがって、言いたいことをそのまま伝えられないから、よけいに自分の殻にこもってしまいがちになります。
実際、既婚女性のおよそ50%は、「夫の家族に嫌いな人がいる」と答えているデータもあります。その中でだんとつなのが姑。次に舅。叔母、義姉と続きます。
お嫁さんにとっては、「いい返しづらい相手」が苦手、ということになりますね。
しかし、せっかくできた縁。「もう二度と顏をみたくな~い」という状態にならないためにも、いったいどうしたらいいのでしょうか?相手は自分の思う通りには、変わりません。
なので、自分の考え方を変えて、自分がハッピーになるのが一番です!その心構えをお伝えします。
1、 「嫁」はもともと萎縮しがちな立場であることを理解する
「旦那の家族」というだけでお嫁さんはなんとなく遠慮してしまいますね。特に上にあげた、義両親、叔母、義姉は「自分より立場が上」と無意識に感じてしまうのです。
自分がそう思っているので、向こうはそのつもりがなくアドバイスしたことにも敏感に反応してしまい、もともと自分の中にある、義家族の「上から目線」意識を増長させてしまうのです。
まず、自分の中に、「義家族とは人間として対当な関係である」という意識を持ちましょう。すると、心がのびのびしてきて、委縮していた時には敏感になっていた言葉も、ひっかかりづらくなります。
2、 義家族の「良い部分」を貯蓄しておく
よくよく考えてみれば、義家族はあなたにたくさんの良いコトをしてくれませんか。ご飯を食べに連れて行ってくれる、誕生日には一緒にお祝いしてくれる、どこかへ行ったらお土産を買ってきてくれる...など。
ところが、そういった良いコトはすぐに忘れ、「こういうこと言われた」「こういうことされた」という出来事は心に居座り、義家族のことが嫌になってしまいがち。
義家族がしてくれた「良いコト」を心の中に貯めておけば、たまにある「ひっかかること」がひっかからなくなります。
ただ、委縮をしていると、その「良いコト」も「恩着せがましい」「ありがた迷惑」と悪くとってしまいますので、あくまでも「人間として対等」という気もちを持ち、おおらかな心でいることがポイントです。
3、 敵ではなく味方が増えたと考える
お嫁さんの中には、「夫だけいればいい。できれば義家族とは付き合いたくない」と考える人も
多いと思います。たしかに、気を使わないといけないし、色々口出してくることもあるでしょうか
ら、やっかいな関係であるとも言えますね。
しかし、やはり「家族」なんです。もめごともあるでしょうが、子どもの誕生や成長をいっしょに喜んでくれるのは家族です。例えば、自分の子どもが劇の主役に選ばれたとします。「主役になったんですよ~!」とおおっぴらに言えるのは、ママ友ではなく家族ですよね。そんな時、義家族は「身内」だと感じます。
向こうも、お嫁さんのことを「家族」として思いたいはずですから、後はこちらの意識次第、ということが多いのです。「味方」という心持ちでいると、多少のもめごとも、時間が経てば流す事ができ、いつのまにかまた元通りになれます。
これが友人ですと、悲しいかな、そのまま疎遠に...ということも多々あります。「切れそうで、切れない縁」はそうそうあるものではなく、今は嫌だと思っていても、「ありがたいな~」と思う時がいつか来ます!
◆まとめ
お嫁さんと義家族間の付き合い方も難しいんですが、一番高度なおつきあいテクが必要なのは、旦那さんではないかと思います。
実際、自分が旦那の立場だったら、自分の親とお嫁さん両方不快にさせないように、ふるまえるだろうか、と想像してみたりします。頑張ってみるけれど、心の中では「お互い、大人になってよ~」と思ってしまいそうな気もします。
そう思うと、あまり義両親を悪く思いたくないですよね。多少の嫌なことはありますが、3つの心構えで、お付き合いの達人者になってみませんか。自分もハッピーに過ごせるし、旦那さんにも感謝されること間違いなしです。今まで以上に、あなたを大事にしてくれるかもしれません♪
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