2015年12月14日 【育児】

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小学生でおねしょってふつう? 親としてできることは3つ!

保育園・幼稚園生の間におねしょは治っているかな~と思っていたら、小学生になってもまだおねしょをする我が子。親としては心配ですよね。ママ友にも聞きづらいし...。

実際、ほぼ9割は5才くらいでおねしょをしなくなるようなんですね。

 

私自身小学生の頃は、夜のおねしょをそれはそれは心配していました。母も気にして、寝る前にトイレに行かせたり、果物をひかえめにしたり。それでもなかなか改善しませんでした(^_^;

 

そのような時、病院で受診すべきかどうか気になりますよね。

 

まずは家庭でおねしょの原因を探ってみましょう。

 

◇小学生のおねしょは、「夜尿症」の可能性も

「おねしょ」と「夜尿症」の違いは、年齢です。入学前の「おねしょ」はまだ心配しなくても良いということですが、小学校入学前後で頻繁におねしょをする場合は、対策を取った方が良いという意味で「夜尿症」と呼びます。

 

夜尿症の原因となりうる理由はこちらです。

 

1、   抗利尿ホルモンの分泌が不足している

抗利尿ホルモンとは、「尿を濃くすることで、尿量を少なくするホルモン」のことです。この分泌が少ないと、薄い尿がたくさん出てしまうことになります。

 

2、  夜の間の膀胱容量がまだ小さい

5,6才ですと、夜の間おしっこをためておける膀胱の容量がまだ大きくないので、おねしょをしてしまいやすいのです。

 

3、  冷えなどの自律神経系統の障害

体が冷えていると、おねしょをしやすくなります。寝る前にお風呂で体をあたためる、寝具をあたためる、などの対策をすると良いでしょう。

 

4、  ストレス

強いストレスがあると、自律神経がうまく働かなくなり、夜尿症の原因になりやすいのです。

 

5、膀胱や腎臓の機能的な異常

本当にまれなのですが、体の機能の異常が原因の場合もあります。昼間もパンツが濡れていることが多い場合は、おねしょだけする子に比べて、機能的な異常がある場合が多いです。

 

私自身、環境の変化に敏感でストレスを感じやすい性格でした。その上、「おねしょをしちゃいけない」というストレスが加わっていたので、上記1、2、4が当てはまっていたと思います。

体の機能が発達するまで待つことが多いのですが、本人が自信喪失している場合は、薬剤などによって夜尿症を改善する治療を受けるという選択肢もあります。

 

◇子どものおねしょに親はどう対応する?

親が心配を表に表さないことで、子どもの気もちが楽になります。

具体的な子どもへの対応は...。

 

1、叱らない

おねしょをしてしまったストレスが、叱られることで、さらに増幅します。「見守る」ことが、子どものストレスを減らしてくれ、おねしょ克服のカギとなることがあります。

 

2、兄弟や他の子と比べない

特に下の子が先におねしょをしなくなっている場合、比べられてしまうとお姉ちゃんお兄ちゃんとしての立場がなくなってしまいます。比べても治るものではないので、心理的に追い込んでしまわないようにしましょう。

 

3、寝る前の水分量を減らす

おしっこの出る量を減らすためには有効です。ただ、まだ体の機能が備わっていないというのが原因であるし、脱水症状にかかってしまうこともあるので、控えすぎるのはやめましょう。あくまでも一対策として行ってみるという程度です。


おねしょが頻繁で、ママが大変な場合は、おねしょシーツが大活躍。子どもも安心して眠れます。

 

◆まとめ

小学生ともなると、知恵も分別もついてくるころ。自分の置かれている立場も分かってきます。おねしょは自分の気もちではコントロールできないので、本人のとっても悩ましい問題です。

「また、おねしょしちゃった~」なんて、子ども心にも明るく笑えることではないのです。

 

ですので、家族は「いいよ、いいよ」と安心させてあげましょう。本人がどうしても悩んでいる場合は、早めにお医者さんのサポートを得ると、本人も親も安心できるかもしれません。

いつかは大人になるのですから、あせらせず、ひきずらせず、楽しく毎日を過ごさせてあげたいですね。

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